メディア・コンバータにより、ツイストペア・ケーブルを100mを越えて延長することができます。レガシー機器を置き換える代わりに、メディア・コンバータは、新規または既存の光ファイバをツイストペア・ベースのネットワーク・デバイスに接続するための迅速で低コストな方法を提供します。ネットワークの端や離れ小島的な場所にあるリモート・ポートには特に理想的です。メディア・コンバータは、光ファイバ経由で、または単体型としてバック・ツー・バックで配置できます。100Mおよびギガビット・イーサネット内のネットワーク・デバイスに対応するため、さまざまな光ファイバ・インターフェイスとRJ-45を備えたさまざまなミニ・メディアコンバータを提供しています。 それらはインストールが簡単で、ジャンパやディップスイッチの設定は一切必要ありません。また、小型エンクロージャは、小スペースしか確保できない場所や、セキュリティ・カメラやその他の遠隔機器と一緒にハウジング内に配置されるような場所にも簡単に設置できます。
・低コスト:ツイストペア機器の交換または拡張のためには、手頃な価格でコストを抑えて、光ファイバ化への設備投資を少なくする。
・柔軟性:(幅)46mm×(奥行)85mm×(高さ)22mmの小型設計はスペースの制約がある場所や、あらゆるネットワーク環境に 対応するさまざまな光ファイバ・インターフェイス・オプション(SC, ST, LCなどがあります)に最適です。
・スケーラビリティ:単体型ユニットは個々のアプリケーションに対応し、ラック・マウント・シャーシは高密度または将来の拡張に対応できます。M-MCR-01ラックの場合、1.5Uで18台のミニ・メディアコンバータを搭載できます。
・経済的で省電力:特定のネットワーク・ニーズを満たすために必要な製品機能のみを導入、または10/100/1000など将来的なニーズの変化 を見越して導入する。1台あたり2.5W程度の省電力製品です。
・シンプルかつ簡単なトラブルフリー:ミニ・シリーズにはDIPスイッチやジャンパなど難しい設定は一切ありません。対向先デバイスが自動接続(オートネゴシエーションする)になっていて、同じイーサネット規格(速度)の製品であれば、リンクできます。イーサネット規格については国際標準規格であるIEEE802.3○○が一致するかどうか製品の仕様書などをご確認ください。10Mの製品の場合、802.3Jに対応していますので、オートネゴシエーションは、Normal Link Puls(ノーマル・リンク・パルス)の下位互換にも対応しています。なお、固定速度には対応できない可能性があります。
レイヤー1& レイヤー2のメディアコンバータ
ラントロニクス社ミニ・メディア・コンバータ・ソリューションは、基本的にツイストペアから光ファイバへの変換用に設計されています。光コンバータは固定規格で提供されており、簡単なプラグ・アンド・プレイ・デプロイメントとして設計されており、 これらの基本デバイスは、レイヤー1またはレイヤー2メディア・コンバータとして分類される2つのフォーマットで使用できます。 これらのレイヤーでは、オープン・システム相互接続(OSI)モデルとの関係でコンバータの機能を参照します。 OSI参照モデルの目標上は標準を定義し、さまざまなネットワーク・デバイス機器メーカ間の相互運用性を促進することです。 レイヤー1とレイヤー2の両方のメディア・コンバーターは、特定のアプリケーションで使用されることで、ネットワークのパフォーマンスを向上させる目的のあるユニークな機能をサポートします。
レイヤー1コンバータのハイライト
物理レイヤー・コンバート
高スループット、低レイテンシ、ワイヤー・スピードの転送速度
リピータ型で、100M、1000Mのいずれかの速度に対応
フレームサイズの制限がないこと
映像アプリケーションやデジタル・サイネージ、データセンターでのビッグデータ解析用などに最適
レイヤー2コンバータのハイライト
データリンク層のコンバート
レート/速度変換 (レイテンシ追加)
10/100ネットワークとギガビット・ネットワークの容易な接続を可能にする
レガシー・デバイスを廃棄せず、新しい技術に接続する
トラフィックを転送する前にパケット検査を実行します。 MACアドレスに基づいてデータを転送する。(フレームサイズの制限あり)
レイヤー1メディコンよりは高価になってしまう
エンタープライズ・ネットワーク、コアスイッチへの統合または接続延長や製造/産業アプリケーションに最適