ツイストペア・ケーブル（銅線）をリンク時オートネゴシエーション信号により互いの通信規格を確認し、最大で1000BASE-T（全二重）でリンクされます。オートネゴシエーションが有効なスイッチ・ポートであっても、LANケーブルの結線が不良などの不具合により、1000Base-T でリンクできない時、100Base-TX または10Base-T でリンクします。なお、相互にスイッチ・ポートのオートネゴシエーションまたは固定の設定が一致しない時、リンクしないか、または100Base-TX または10Base-T 半二重でリンクされる場合があります。

ツイストペア・ケーブル（銅線）でクロスオーバー接続が必要な場合（または逆）でもケーブル結線を変更することなく接続可能です。オートクロスを無効にすることはできません。

この機能はSI-IES-111D-LRTのみ有しています。PoE 供給先のデバイスの故障や TP ケーブルの断線により、Ethernet リンクがダウンした時、SFP のリンクもダウンします。但し、SFP スロットの TX 送信パワーは停止しないため、対向先の光リンクを停止させることはできません。

SFPスロットの速度は本体前面下にあるDIPスイッチによって制御されます。そのため速度切替はSFPホットスワップには対応していません。一旦電源を切ってから、DIPスイッチ切替を行って下さい。

10Base-T または 100Base-TX のLANを使用している工場などで見られるフロー制御ありのネットワークにも対応できます。