IEEE 802.3z として標準化された1000BASE-SX は伝送路として光ファイバケーブルを2 芯マルチモードを使用する。符号化方式は8B/10B を使用する。波長は短波長の850nm が使われる。マルチモード光ファイバはコアお
よびクラッド径が50/125μm であれば帯域500MHz/Km となるため最大延長550m、62.5/125μm であれば帯域160MHz/Km となるため最大延長は220mとなる。
IEEE 802.3z の一部として標準化された1000BASE-LX は伝送路として光ファイバケーブルを2 芯シングルモードを使用する。符号化方式は8B/10Bを使用する。波長は長波の1310nm が使われ、シングルモードによる最大延
長距離は10km である。また、規格上には定義されていないが、シングルモードの特性を利用し、1550nm の長波で伝送することで最大125km まで延長することを実現している。
リンクパススルー(LPT) は、トラブル対応に有効な機能です。この機能は、メディアコンバータがリンク障害により孤立することを防ぎ、かつ、エンド・デバイスにリンク・ダウンの発生を通知します。リンク・パススルー機能を使って、2つの光ファイバRX ポートの受信信号の喪失を監視します。もし、一方の光ファイバRX ポートで受光できな
い場合、メディアコンバータは自動的にもう一方のポートの送信信号を停止します。光ファイバの送信ポートを停止
することで、リンクの障害は、対向デバイスに「パススルー」されます。なお、この機能は常に有効であり、無効にすることはできません。
標準 | IEEE Std 802.3 2000 |
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寸法 | 82mm(幅)× 120mm(奥行)× 25mm(高さ) |
消費電力 | 3.5W |
LED表示機能 |
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動作環境 | シャーシの仕様を参照してください |
規格 | EN55022:1994+A1:1995+A2:1997, EN55024:1998+A1-2000 |
保証期間 | 5年 |
製品型番 | 製品概要 |
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SFMFF1314-220 | 1000BASE-SX 850nm マルチモード (SC) [62.5/125µm:220m],[50/125µm:550m] ⇔ 1000BASE-LX 1310nm シングルモード (SC) [20km] |
製品型番 | 製品概要 |
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SPS-2460-SA | ワイドレンジ直流入力外部電源スタンドアロン対応(DC24~60V入力、DC12.6V,最大1.0A出力) |
SPS-2460-PS | ワイドレンジ直流入力外部電源ピギーバック対応(DC24~60V入力、DC12.6V,最大1.0A出力) |
RMS19-SA4-02 | 4スロット メディア・コンバータ・エクストラロング・トレイ[奥行355mm] |
E-MCR-05 | 12スロット・メディアコンバータ・ラック |
WMBD | DINレール取付金具 [127mm] |
WMBD-F | DINレール取付金具(水平)[84mm] |
WMBL | 壁取付金具 [102mm] |
WMBV | 垂直壁取付金具 [127mm] |
光素子モード | 最小出力 | 最大出力 | 受信感度 | 最大入力 | リンクバジェット |
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シングルモード(SM) | -15.0dBm | -8.0dBm | -31.0dBm | -8.0dBm | 16.0dB |
マルチモード(MM) | -19.0dBm | -14.0dBm | -30.0dBm | -14.0dBm | 11.0dB |