ツイストペア・ケーブル(銅線)をリンク時オートネゴシエーション信号により互いの通信規格を確認し、1000BASE-T(全二重)でリンクされます。但し、次の例外があります。
オートネゴシエーションが有効なスイッチ・ポートであっても、1000Base-T でリンクできない時、100Base-TX または10Base-T でリンクするまでには相当な時間がかかる場 合があります。その場合はスイッチ・ポートを固定速度にすることを推奨します。 相互にスイッチ・ポートのオートネゴシエーションまたは固定の設定が一致しない時、リンクしないか、または100Base-TX または10Base-T 半二重でリンクされる場合があります。
オートネゴシエーションが有効なスイッチ・ポートであっても、1000Base-T でリンクできない時、100Base-TX または10Base-T でリンクするまでには相当な時間がかかる場 合があります。その場合はスイッチ・ポートを固定速度にすることを推奨します。 相互にスイッチ・ポートのオートネゴシエーションまたは固定の設定が一致しない時、リンクしないか、または100Base-TX または10Base-T 半二重でリンクされる場合があります。
ツイストペア・ケーブル(銅線)でクロスオーバー接続が必要な場合(または逆)でもケーブル結線を変更することなく接続可能です。基板上のジャンパ(J6)の状態によって決められます。ジャンパ設定の変更はシャーシからカードを引き抜いた状態でなければ設定の変更および反映はできません。
リンクパススルー(LPT) は、トラブル対応に有効な機能です。この機能は、メディアコンバータがリンク障害により孤立することを防ぎ、かつ、エンド・デバイスにリンク・ダウンの発生を通知します。リンク・パススルー機能を使って、光ファイバRX ポートおよび銅線の受信信号の喪失を監視します。もし、光ファイバかまたは銅線いずれかのポートでリンク・ダウンを検出した場合、メディアコンバータは自動的に別のポートの送信信号を停止します。光ファイバの送信ポートを停止することで、リンクの障害は、対向デバイスに「パススルー」されます。この機能を確実に動作するように使用するためには、ツイ
ストペア・ポートがオートネゴシエーションでリンクされる必要があります。
この機能はツイストペア・ケーブルまたは伝送路の光ファイバが切断されてリンクがダウンされたとしても、伝送路の復旧後に本体の電源を入れ直すことなく、復旧する機能です。リンクパススルーが有効な場合は、光ファイバのRX ポートおよびツイストペア・ケーブルのRX 結線が監視されており、どちらか一方のダウン・リンクによりFault(フォルト)信号が送出されることにより、相互で対向のリンクダウンを実現しています。(それぞれのポートの信号は切断していない)
この機能はC3210 シリーズおよび単体型のSGFEB シリーズにおいても常に有効です。C3210から光ファイバで接続される対向先がスイッチ+SFPトランシーバである時、スイッチ側のSFPポート設定でオートネゴを有効化しなければなりません。
ハードウェア設定(出荷時デフォルト)では、前項までの各機能をカード上のSW1(4 ポジションDIP スイッチ)を物理的に変更することで、各機能の設定を行うのに対し、ソフトウェア設定では、シャーシに挿入したカードを抜くことなく、各機能をIONMM 管理モジュールによって設定および管理することを示します。この時、IONMM 管理モジュールが同一シャーシ上に存在している必要があります。ソフトウェア設定情報はカード上のメモリにIONMMによって読み出し、または書き込まれて変更されます。ハードウェア設定であるか、ソフトウェア設定であるかは基板上のジャンパ(J5)の状態によって決められます。ジャンパ設定の変更はシャーシからカードを引き抜いた状態でなければ設定の変更および反映はできません。
ポーズ機能、オートクロスまたはMDI/MDIX 固定、MAC アドレス・フィルタリング、帯域幅制限、仮想ケーブルテスト、レート制限時のフレーム数カウンタ読み出し(統計情報)、VLANタグ管理、VLAN フォワーディング・ルール、QoS プライオリティ、統計情報の取得(RMON)、DMI 情報の取得(適合可能なDMI機能対応のSFPトランシーバであること)
- マネージドIONシャーシ(6スロットと19スロット・シャーシのみ)内の電源状態
- ツイストペア・リンクまたは光ファイバ・リンクの状態
- 送受信パケットの統計情報
- C3110-1040のみ:DMIサポート機能のあるSFPトランシーバの電力・温度・受光レベル・送信パワーの状態
- リンクパススルー(LPT) 機能の有効/無効
- MAC Addressの表示のみ
標準 | IEEE 802.3、IEEE 802.3ab, IEEE 802.3u、IEEE 802.3z、IEEE 802.3p、IEEE 802.3q |
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寸法 | 22mm(幅)× 165mm(奥行)× 86mm(高さ) |
消費電力 | 3.6W(DC12V,300mA) |
通信速度 | 10/100/1000Mbps、レイヤ2 |
内部ジャンパ | S:ソフトウェア・モード/H:ハードーウェア・モード および AutoCross™機能の有効/無効 |
最大フレームサイズ | 10,240 Bytes (ジャンボ・フレームをサポート)、1,632 Bytes xGFEB10xx-120にリンク時のみ |
LED表示機能 |
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DIPスイッチ |
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動作環境 | 利用するシャーシの動作環境をご確認ください。 |
規格 | CISPR/EN55022クラスA、FCCクラスA、CE、EN55024 |
保証期間 | 5年 |
製品型番 | 製品概要 |
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C3210-1013 | 10/100/1000BASE-T (RJ-45) [100 m] ⇔ 1000BASE-SX 850nm マルチモード (SC)[62.5/125µm:220m],[50/125µm:550m] |
C3210-1039 | 10/100/1000BASE-T (RJ-45) [100 m] ⇔ 1000BASE-SX 850nm マルチモード (SC)[62.5/125µm:220m],[50/125µm:550m] |
C3210-1014 | 10/100/1000BASE-T (RJ-45) [100 m] ⇔ 1000BASE-LX 1310nm シングルモード (SC)[10km] |
C3210-1040 | 10/100/1000BASE-T (RJ-45) [100 m] ⇔ 1000Base-X SFP スロット (空き) |
製品型番 | 製品概要 |
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TN-GLC-SX-MM | 1000BASE-SX DMI無 850nm (2芯マルチモードLC) [550m] |
TN-GLC-SX-MMD | 1000BASE-SX DMI機能付 850nm (2芯マルチモードLC) [550m] |
TN-GLC-SX-MM-2K | 1000BASE-LX DMI機能付 1300nm (2芯マルチモードLC) [2km] |
TN-SFP-LX1 | 1000BASE-LX DMI機能付 1310nm (2芯シングルモードLC) [10km] |
TN-SFP-LX3 | 1000BASE-LX DMI機能付 1310nm (2芯シングルモードLC) [30km] |
TN-SFP-LX5 | 1000BASE-LX DMI機能付 1550nm (2芯シングルモードLC) [50km] |
TN-SFP-LX12 | 1000BASE-LX DMI機能付 1550nm (2芯シングルモードLC) [120km] |
TN-SFP-LX16 | 1000BASE-LX DMI機能付 1550nm (2芯シングルモードLC) [160km] |
TN-SFP-LX20 | 1000BASE-LX DMI機能付 1550nm (2芯シングルモードLC) [200km] |
TN-SFP-LXB11 | 1000BASE-LX DMI機能付 TX1310nm RX1550nm WDM (1芯シングルモードLC) [10km] |
TN-SFP-LXB12 | 1000BASE-LX DMI機能付 TX1550nm RX1310nm WDM (1芯シングルモードLC) [10km] |
TN-SFP-LXB21 | 1000BASE-LX DMI機能付 TX1310nm RX1550nm WDM (1芯シングルモードLC) [20km] |
TN-SFP-LXB22 | 1000BASE-LX DMI機能付 TX1550nm RX1310nm WDM (1芯シングルモードLC) [20km] |
製品型番 | 最小出力 | 最大出力 | 受信感度 | 最大入力 | リンクバジェット |
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C3210-1013 | -9.5dBm | -4.0dBm | -18.0dBm | 0.0dBm | 8.5dB |
C3210-1014 | -9.5dBm | -3.0dBm | -20.0dBm | -3.0dBm | 10.5dB |
C3210-1040 | 使用するSFPの光ファイバ仕様をご確認ください。 |