ツイストペア・ケーブル（銅線）をリンク時オートネゴシエーション信号により互いの通信規格を確認します。10Mbpsまたは100Mbpsで、半二重または全二重モードでリンクします。また、クロス接続が必要な場合（または逆）でもケーブル結線を変更することなく接続可能です。設定はいずれも固定可能で、オートクロスに関してもストレートのみ、あるいはクロスオーバのみといった設定が可能。

ファーエンド・フォルト(FEF)機能は、IEEE802.3uで定義されたリモート・フォルト（Remote Fault）信号プロトコルを利用しています。光受信ポートのリンクが切断されると、コンバータは自動的にファー・エンド・フォルト信号を生成し、その信号を光ファイバの送信ポートから対向先に送信してから光送信信号をオフにします。なお、停止された光送信信号は、一定間隔をおいて再び送信を開始し、光受信ポートのリンクが復活するまで繰り返されます。
なお、この機能を無効化する場合は、IONMMが別途必要です。

選択式LPTは、光ファイバRXポートの信号損失を監視します。受光ポートのリンクがダウンすると、銅線ポートは送信を停止します。 SLPT はデバイスAの 1 つのポートのリンク状態を監視し、その動作状態の変化がもう一方のポートにも障害が伝播してリンクがダウンします。その逆も同様です。SLPT は LPT に似ていますが、SLPT は一方向 (ポート1 からポート2、またはポート2 からポート1) でのみ機能し、両方向では機能しない点が異なります。

C2220 NID は SNMP を通じて管理できます。 一部のスタンドアロン製品(S2220)は、SNMPを通じて、C2220で管理することもできます。光ファイバを介したリモートのインバンド管理により、管理者はリモート・デバイスにアクセスしてステータスを確認し、機能やデバイス自体を有効/無効にすることができます。

透過的 LPT は、同じ種類のデバイスによるリンクが必要です。TLPT はデバイスA上の1つのポートのリンク状態を監視し、その動作状態の変化がピア・デバイスBのポートに渡されてその遠端ポートがダウンし、その逆も同様です。 たとえば、デバイスがそれぞれのポート2で接続されており、デバイスA-ポート1が動作上ダウンすると、デバイスB- ポート1もダウンします。デバイスは相互に通信できますが、リンク状態が伝えられるため、ネットワーク管理者は障害状態を知ることができます。 ポート2は監視されるポートです。LOAM を有効にすることにより、自動リンク復元を備えた透過LPTがローカルおよびリモート先NIDの銅線ポートで利用可能になります。

C2220やS2220は、キャリアクラスのメディアコンバータであるため、約30個ほどの機能を搭載しておりますが、ここで機能のすべて記載することはできませんので、、詳しくは納入仕様書かまたは、製品カタログなどを参照して下さい。