ツイストペア・ケーブル(銅線)をリンク時オートネゴシエーション信号により互いの通信規格を確認し、最大で1000BASE-T(全二重)でリンクされます。オートネゴシエーションが有効なスイッチ・ポートであっても、LANケーブルの結線が不良などの不具合により、1000Base-T でリンクできない時、100Base-TX または10Base-T でリンクします。なお、相互にスイッチ・ポートのオートネゴシエーションまたは固定の設定が一致しない時、リンクしないか、または100Base-TX または10Base-T 半二重でリンクされる場合があります。
ツイストペア・ケーブル(銅線)でクロスオーバー接続が必要な場合(または逆)でもケーブル結線を変更することなく接続可能です。オートクロスを無効にすることはできません。
このインジェクターは、LAN側ポートとPoE受電ポートの宛先固定により、本体の電源を入れなくても、1台のネットワークスイッチ間でHUB動作します。そのため、POEポート側のリンクが切断されると、LAN側のポートの先にあるリンクもダウンされることになります。
入力されたDC電源24V~48Vの入力により、自動昇圧回路によってDC51VのPoE供給電圧が提供されます。レガシーなPoE規格以前の受電デバイスであっても、1Wずつのオートセンスにより、安全に供給されます。非PoEデバイスを安全に接続することも出来ます。
仕様項目 | 内容 |
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標準 | IEEE 802.3、IEEE 802.3u、IEEE 802.3ab、IEEE 802.3af/at互換 |
PoE給電方式 | タイプA(オルタナティブA):1,2,3,6番ピン(データ線と共用) |
PoE給電電圧 | DC50V~51V ※もし、受電デバイス側の都合により、電圧を52V以上必要な場合はご使用できない可能性があります。動作検証のため製品貸出が出来ますので、必ず確認して下さい。 |
寸法 | 30mm(幅)× 95mm(奥行)× 140mm(高さ) |
電源 | 二重化電源構成可能。入力電源仕様:DC24~48V |
動作環境 |
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消費電力 | 最大34W(PoE+ 30W使用時) 18.36W (PoE 15.4W使用時) |
通信速度 | 10M、100M または 1000Mbps |
IP保護等級 | IP30 |
コネクタ |
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マウント方法 |
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安全規格 | UL508 |
EMI規格 | FCC クラスA、CE規格、CE EN61000-4-2、CE EN61000-4-3、CE EN-61000-4-4、CE EN61000-4-5、CE EN61000-4-6、CE EN61000-4-8、CE EN61000-6-2、CE EN61000-6-4 |
保証期間 | 5年 |
LED表示機能 |
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環境規格 | IEC60068-2-32 (落下試験)、IEC60068-2-27 (衝撃試験)、IEC60068-2-6 (振動試験) |
製品型番 | 製品概要 |
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SI-IES-1200-LRT | 産業用PoE+インジェクタ (1)10/100/1000Base-T RJ-45, (1)10/100/1000Base-T RJ-45 PoEまたはPoEプラス[100m] |
25104 | 産業用製品向け DC48V電源アダプタ 240W出力(推奨動作温度-25℃~+70℃) |
25105 | 産業用製品向け DC48V電源 120W出力 (動作温度:-25℃~+70℃) |
25130 | 産業用製品向け DC48V電源アダプタ 40W出力(推奨動作温度-20~+70℃) |
25131 | 産業用製品向け DC48V電源 75W出力 (動作温度:-20℃~+70℃) |
25160 | 産業用製品向け DC48V電源アダプタ 480W出力(推奨動作温度-25℃~+70℃) |